2012年11月9日金曜日

浄土ヶ浜


盛岡での個展開催で出席するので、同時に岩手を描くことに。初日は大雨であったが、その後回復して来て各地を描くことが出来た。
写真は浄土ヶ浜。ここもようやく復興して観光を再開した所。これから再び多くの人が訪れたら良いと思った。

丁度紅葉も素晴らしく、車での移動中も良さそうな景色が沢山見つけられた。地図に印をつけてまた何時か訪れた時描きたいと思う。

2012年10月30日火曜日

おおきな梨

子供の顔ほどある梨をもらった。

2012年10月2日火曜日

タブレット

最近、でもないが、携帯の他に、「タブレット」と言った大きめの画面に直接指で操作するタイプのモノが多く使われている。


先日外で描いていた時、通りかかった5、60代の女性二人が話していた会話を耳にした。「最近はタブレットのパソコンでこう言う絵を描けるんだってねえ・」と言うような話。『こう言う絵』と言う部分に「むむむ?」と少なからず引っかかったが、どう言った意味での『こう言う』なのかは分からない。
自分も興味本位でタブレットのペインティングソフトを使って描いてみた事があるが、実際描く絵画とは程遠かった。良い点は複製が直に幾らでも出来る事と、描いていて間違えたと思ったらすぐに戻してやり直せる事。
但し、複製と言っても実体が無いので本物の質感などは今の所無いし、やり直し機能も「間違えてもすぐに直せるから」と、どうしたら間違えずに描けるのかをあまり考えずにある程度描けてしまう。簡単なのだが、表現できる事が少ないので飽きも早そうである。

これからこうした機器はどんどん進化していくので、指ではなく力のかかり具合を表現できる筆も使えるようになるかもしれないし、描く画面の表面の質感も色々変えられるかもしれない。こう考えると、いずれデジタルに置き換わるのは絵具と支持体(キャンバス)だけで良いと思う。しかし、キャンバスはある程度出来たとしても、粘性のある絵具をデジタルで実物のように外部に出現させるのは無理だと思う。

フィルムカメラがデジタルカメラに置き換わるようにシンプルではなくて、今の所タブレットソフトとの表現の幅の差は絵画と比べ物にならない。
息子もタブレットの絵描きソフトで最初は遊んでいたが間もなく興味を無くしてしまい、今はパステルや鉛筆、マジックなど使って色々な所に描いている。(時々キャンバスは壁にまで行ってしまい、こういう時は「やり直し機能」で消せたらいいと思ってしまう。)

実際の絵を見る事も、パソコンの画面で同じものを見るのとは全く違うと思う。もしかしたら美術館の薄暗い光で見るより、パソコン画像の方がはっきり、くっきりと見やすい事もあるかも知れないが、実際に赴いて目にする作品の雰囲気、会場の光や、遠くから見たその絵と、近くで見た時の印象の違いなど、感じられる物は多い。「心を奪われて絵の前に時間を忘れて立っている」、と言うことはあるが、「時間を忘れてパソコン画面の前にずっと座っている」事はあまり無いと思う。
「~を訪れるならひとつ前の駅から歩いて、」と言う言葉があったと思うけれど、何かをするという行動にはその前段階など、それ自体以外の全ても含まれているから感動もひとしおになるので、実物の絵を見る事も同じ事だと思う。



要は、通りかかった女性達に、「タブレットでは『こう言う』絵は描けません。」と言いたかったのである。

しかし、文句を言ってないでタブレットのソフトで描けるような絵と見られない様な絵を描きたい思う。


2012年9月28日金曜日

九月

9月に入っても最初は真夏と変わらない日々が続いていたので、子供と近くの川遊びに出かけたりしていた。妻が一緒の時は自分は川に入りつつ絵を描いていた。



このときは、足だけ浸かるために入ったつもりなのだが、最近保育園でのプール遊びで寝転がる技を覚えてしまっていたため、服のまま「どうだ」とばかり川に横たわった。
オムツは吸水ポリマーがこれでもかと水を吸って尋常でなく膨れている。

別の日改めて水着(といってもパンツ)で入水。

2012年9月14日金曜日

北海道(第二回)

二度目は個展のため、札幌へ5日間滞在。前回の個展から三年ぶりに会った方や、知り合いの知らせで見に来てくれた方など遠くの地でも色々な人が見に来てくれたのは嬉しかった。
一回目と二回目では過ごし方が全く違った北海道旅行であった。また行きたいと思っている。写真は朝散歩の際立ち寄った赤レンガ庁舎(旧北海道庁舎)。





9月にはその他に名古屋での個展もあり、行っていた。あっちこっち行っており、家を留守にしていたのがここ最近多かったので、息子は「父親は時々居なくなるものだ」と思ってしまっているかもしれない。帰ってきて久しぶりの再会の際はにやーっと笑って無言で抱きついてくる。

2012年8月24日金曜日

北海道(第一回)

ここまで更新が滞ってしまうと、何から書いたらよいか分からなくなってしまった。ひとまず、先月と今月半ばに北海道へ行った事など。
一度目は取材制作のため車にて富良野、美瑛を描いてきた。19の時バイクで北海道一周をした際に泊まってお世話になったライダーハウスに12年ぶりに行ってみた。宿の夫婦は変わらず元気で昔の事や、今の事など話していた。19の頃の自分を思い出した。その時は未だ絵を始めておらず、ただ初めて実際に目にする北海道の景色に感嘆していたのを覚えている。
天気にはあまり恵まれなかったが、それでも時々見せてくれる晴れ間や雲間からの太陽の風景など様々な表情の北海道を見る事が出来た。

一度車からかなり歩いた場所(富良野の青い池)で描いていた時は、かなり強いにわか雨に遭ってしまい、日除けに使っている傘でも間に合わない程の雨でずぶ濡れになってしまった。通り雨が過ぎた後は、もう止めて帰ろうかという気にもなったが、滞在日も少ないので描き上げようと思い、なんとか雨から守ったキャンバスとパレットを元に戻し制作再開した。

宿泊は主にキャンプ場や車内泊であった。一度日高のほうで震度5の地震があり、その際は車で寝ていて、ゆらゆら揺れていた。最初は何事かわからず、熊に襲われているのかと思って恐ろしかった。


2012年7月30日月曜日

暑い日が続く

今日も快晴で気温は高い。
昨日は、咲太朗と近くの野川へ遊びに出掛けた。 
野川は、『川の北側に並行して、大昔多摩川が削ったといわれる河岸段丘である国分寺崖線がある。「ハケ」と呼ばれる崖の斜面からはかつてに比べれば大幅に減少しているものの清水も多く湧き、都内でも珍しい自然が残っている。』(wikipediaより)
 と言う場所なので、湧水が流れ込んでいる場所は水が冷たく、本流は生温かいといった感じで温度差を楽しめる。
遊んでいると、少し年上の男の子がお母さんと虫かごを持ってやってきた。中には大きなザリガニがいた。「ここで捕まえたの?」ときくと、昔もらったのだけど、もうにがすのだと言う事。息子は始めてみる生物に興味津々であった。
「バイバイ元気でね」と勢いよく放たれたザリガニは、多少弱り気味のようで暫く流れに流された後やっと姿が見えなくなった。

しかし、そのすぐ後、そこに親子会の様な20人ぐらいの集団が網とかごを持って現れ、その一帯で一斉捕獲捜査が始まった。放たれたザリガニはつかの間の川となってしまうのだろうか。見つからずにがんばれ、と思いつつその場を後にした。

野川は深さもないので子供たちの格好の遊び場である。以前はその場所で描いていたのだが、今回は同じ場所で遊ぶ立場になっていた。石や砂利を使って流れを変えるのは川遊びの一つでやりたくなるものだと分かった。




遊び疲れ果て、帰りの自転車で寝てしまっていた。

2012年7月26日木曜日

久し振りの山歩き


先日友人と久し振りに陣馬山〜高尾山の山歩きをした。子供が生まれてから一日をかけたような山歩きを全くしていなかったので、少し不安であったが、靴ずれによる足の痛さを除けば、体力的にまだなんとか大丈夫であった。
毎度のことだが、今回もこの友人と一緒に行動すると、最初は快晴であったのに、後半夕立ちに遭った。ただ、雨が降ると気温が下がり、それまで暑くて汗だらけだった身体が少し涼しくなれた。
今回はちゃんと持ち物を確認し、前回のように「雨具に合羽のズボン二枚持参。」と言う様な事にはならなかった。

道中、自称人気ブロガー・フェイスブッカーの彼は、最近始めたばかりの自身の記事の為にせっせと写真を撮り投稿していた。人の事は言えないが、彼の性格からすると、遠からぬ将来に飽きて更新が滞るに違いないだろうと思っている。
終着点の高尾山では、今回もビアマウントにて食べ放題飲み放題で締めくくった。
後程、その記事を見て、「それは実際こうである・、いや雨男は自分では無いぞ・」などこちらも物申したい事はあったが、そうすると「藪の中」の様になり両方の記事を見た人はどちらが本当か分からなくなってしまいそうなので書かない。
共通して正しいのは夏、山頂で食べるかき氷や登山後のバイキング料理はおいしいと言う事。

翌日にはまだ筋肉痛になっていないのが気になる所。

2012年7月14日土曜日

日本の夏

小学生の頃よく遊びに行っていた実家埼玉の自宅から自転車で15分ほどで来れる、荒川の土手沿いの景色を描こうと思い、出かけた。
昔の記憶で、三日月湖に”蓮”が浮いていた場所があったのを思い出し、それを描きたいと思って行ってみたのだが、現在は”アオウキクサ”と言う水草で水面が完全に覆われてしまっていた。
水面を全て覆ってしまった景色はなにか息苦しく、描く気にはなれなかったので、別な場所へ行くこととした。

河川敷の広い農地に続く道。右側には別の三日月湖がある。

ここにも傘があるが、絵を描いている人ではなく釣り人。


梅雨の合間の晴れの日。今年一番乗りの蝉が鳴く暑さの中、描いていた。

2012年7月2日月曜日

個展終了

先週の事になるが、新宿での個展が終わった。
期間中は色々な人々に会う事が出来た。絵に関してや、絵とは違う話題も多く話せた一週間であった。
休みの日に妻と来た息子は会場を遊び場と思っているようである。


せっせと椅子を移動させて作った息子のアートオブジェクト。
残念ながら直に撤去。

2012年5月30日水曜日

昔と今




描いているゴンドラ修理場の風景、或る街の本屋のウィンドウにに置いてあった本の表示写真と同じ場所であった。見ると19世紀に撮られたものらしい。
確かに今と比べると窓が一つ無かったり、今はテラスが出来ていたり、もう後ろの木が無かったり。描いた場所なので違いが良く分かる。
しかし建物を含めその場の目的など大体は約200年前とほとんど変わっていないということに驚いた。この間に戦争や幾度の洪水など、色々あってもこの場所で相変わらずに、ずっとゴンドラを直して来たのだなと思うと色々と感じられるものがある。
何世紀か後には同じなのだろうかそれは分からない。
しかし、その頃までこの描いた絵が残っていて、末代が、ここは先祖が描いた絵と同じ場所だ‥と観に来たときに変わっていなかったら、自分が今感じた様な想いを感じられるのかなと思うと面白い。


一週間のベニス滞在も終わり明日帰国となる。

2012年5月26日土曜日

フィエーゾレ〜ベニス

フィレンツェ市外のフィエーゾレと言う山の上の街に滞在していた。ここからはフィレンツェの街が一望出来る。が、ここの所天気が不安定で滞在中晴れ間は少なかった。






そして、最終目的地ベニス。既に着いて3日目。天気もそれ程悪くなくここに来て一気に日焼けした。
地上は車は勿論、自転車すらない街全体が歩行者天国。犬の落し物に気をつけながら細い路地をくねくねと迷路のように目的地へ向う。

観光客で賑わった場所だが良い場所なのでイーゼルを立てて描く。
こうも人が多いと逆に気にならず描ける。見る人はいるが何処の国の人だかもう分からない。相手もそうだと思うが。
日差しが強く照り返しもあるので体が熱くなりやすい。熱中症に注意して描かないといけない。

2012年5月18日金曜日

シエナ

既に一週間近く経ち、こちらでの制作も慣れてきた。現在シエナの郊外の農家の宿に滞在している。以前この近くで描いていた時に知り合った人がやっている宿で今年初めて泊まらせてもらった。素晴らしい景色を目にしてひたすら描き続けている。


屋外イーゼルはこれまで色々な種類を使って試してきた。、今回は軽量で安定していて、かつ丈夫なカメラ用カーボン製三脚を改造したものを使用している。海外などで大きさや重さが制限される場合には大変良い。






筆は豚毛と、細い部分などを描くには俵屋工房と言うところの熊野筆を使い分けて使用している。風景画においても穂先のまとまったコシのあるこの細筆は重宝していると言うより無くてはならない物。

描いていると猫がチャオではなくニャオと言ってと言ってじゃれてくる。

2012年5月10日木曜日

朝のごみ出し


(日課ではない。)

準備完了



明日より出発するための荷物詰めが完了した。
これでも必要最低限で軽量化を図った。スーツケースは20kg。重量制限は23kg。今回は画材類をできるだけコンパクトに軽くなるようにした。
ここ数年出発前近くに展示などが入れていたため、直前になってあたふたして忘れものをしたりしているのだが、今回は早めに出来た。おそらく大丈夫だと思う。後はなければないで現地でどうにかしようと思う。

2012年4月29日日曜日

男三代

4月は個展、グループ展、絵画市などせわしなかった。息子も水ぼうそうになったり、熱出したりと相変わらずである。
昨日は妻が仕事、息子は風邪で急遽保育園休みとなり、自分はその翌日までに送らないといけない絵の仕上げがあったので、最終手段、休みで家にいた実家の親に頼んで看に来てもらう事にした。母親は珍しく風邪との事でこちらには来ず、父親だけに来てもらった。大丈夫かな・と思いつつ自分の作業。隣の部屋でぼそぼそと子供をあやしたり、もてあまして外に何度か散歩へ連れていったりしていた。なにはともあれ作品を終える事が出来た。
男親子三代過ごしていた妙な日であった。

来週末にはイタリア取材へ出発。戻った後に新宿小田急で個展となる。

2012年3月31日土曜日

秘密基地




壊すに壊せなくなって部屋を占領している段ボールハウス。軽い気持ちで作ってやった所、結構息子のお気に入りになってしまい、「そろそろ飽きたかな壊そうかな」と思っても時々中に入って遊んでいる。自分も小さい頃は“秘密基地”と言って空き地や雑木林などに段ボールで小屋を作っていたのでそのワクワク感はよく分かる。明後日月曜は古紙・段ボール回収の日。妻は部屋が狭くなるとそろそろ廃棄を求めているが、なんだか潰してしまうのが忍びない。昔秘密基地を片づける時は少し切なかったものだ。


草木が新芽を出し始めるのもあともう少し。桜に合わせて野川にも菜の花が咲くのでまた描きに行こうと思っている。
五月には再びイタリアへ行く事にした。今回はベニスにも足を伸ばす予定。

2012年2月13日月曜日

申し訳

締め切りのせいにしてはいけないが、それに近づいてくると他の事に注意が向かなくなってしまう癖がある。先日は息子を保育園に迎えに行く時間を過ぎてしまい、園から電話が来て慌てて迎えに行った。ものごごろが付いていたら恨まれていたかも知れない。
未だすべてが片付いた訳ではないが、ようやくひと段落出来た。息子とも遊ぼうと思ったが、現在鼻風邪中。

2012年1月28日土曜日

背景美術

先日アニメーション映画の背景美術監督とお話しする機会があった。映画の背景のための美術とは言っても絵を描くと言う事においては共通する部分もあり、また異なる範囲もあった。
絵はアニメーションの背景としてポスターカラーで描かれているので、色彩は自分のやっている油彩風景画とは異なるが、画面には熟練した技術があり、程良い密度が保たれていた。もちろんそうでなければ一枚一枚にムラが出来て一本の映画作品として成り立たない。描いた絵にキャラクターが入り、映画の画面になることを完成と言う想定の上で描いているとのこと。映画ではその絵に音、動画が合わさり舞台が生まれて来るのを感じる。
なので自分たちの様な個人で完結させる一枚絵とはまた違う所もあり色々と面白かった。

制作現場は総監督の指揮のもと緊張感を持ち集中力しつづける雰囲気が感じられた。

2012年1月24日火曜日

東京の雪

溶けた雪は朝の寒さで凍り、日影の路面はデコボコ・ツルツルと大変歩きにくくなっていた。しかしそんなことは言ってられず、ここぞとばかり雪景色を描くために出発。訪れた野川はまた新たな一面を見せていた。
日は出ていたとは言え、寒さは足元からやって来る。足先に入れていたカイロも効果は殆ど無く、冷たさで指先が千切れそうであった。毎年雪の中で描くと「雪用のブーツが欲しい」と思うのだが、暖かくなると忘れてしまう。
帰りもツルツルと危なげに戻った。帰りながら、雪国の人などはこの程度の雪でてんやわんやしている関東人を笑っているのだろうなと思った。


日が昇ると木に積っていた雪は溶けて落ちていった。

息子には朝保育園に行く際初めて雪を触らせた。「何だこの白いのは?」とばかりになでていたが、冷たくなって手を引っ込めた。

2012年1月13日金曜日

もらいもの

クリスマスプレゼントに年賀状やお年玉。冬は色々なものを贈ったり貰ったりする。一方、昨年末より保育園に通うようになった息子は結構な頻度でほかの園児から風邪やら下痢やらをもらってくる。先日のものは強力で遂に自分や妻ももらってしまった。
保育園では楽しかったり悲しかったり多々あるのだろうけど、まだ話せないので顔の引っかき傷や迎えに行く際の笑顔または涙目などで推測するしかない。

昨年31日は年末駆け込みならぬ歩き込みでトトトト・と歩き始めた。

朝保育園出発前、メランコリックに歯を磨く息子。




最近は外に描きに行きたいが、締め切りまでにやる作品があるので作業場での制作が多い。