2010年5月29日土曜日

ウンブリア州



昨日は曇り後雨だった。ウンブリア州の気候は日本と似ていて緑も多い。

絵は一日に多いとき四枚描いている。毎年こうして集中的に描いていると、ある時から絵がどうしても腑に落ちなくなってくる。そうなると辛いけれど解決するまで続けるしかない。6月からの授業で何か手掛かりをつかめればと思っている。



ここでは時々道や庭先でまで牛に出会い、目が合うと巨体に似合わず素早くある箇所の隙間から柵内へくぐり抜け逃げていく。
柵の中には沢山いるのだが、いつも二頭が外に出ている。飼い主が見つけると「エイヤー!」と言って柵内へ追いやる。柵の意味が無いではないかと思うのだが、出てくるのはいつも二頭だけ。外の良さを知ってしまっているようだ。



2010年5月27日木曜日

到着後



フィレンツェに到着し、直ぐに必要な物を買いに街をまわった。目的地の泊まる場所への電車の時間があるので少し急いだ。

まず画材屋へ行き日本では手に入らない画材を買い足した。そして麦わら帽子。
途中、外出以外に履くためのショートパンツを忘れていたのに気付いた。観光客以外が買うような服の店は街外れにあって遠いため、手早く買おうと辺りの土産やを覗いた。が、そこには「ダビデ像」の丁度パンツに履く部分のアップをプリントしたデザインなど、写真を掲載するのもはばかるようなもの(載せてしまった)ばかりだったので買う気になれなかった。

仕方なく買わずにフィレンツェを出て「ファブロ」に向かった。観光客は全く来ない様な小さな田舎の駅。昼間から暇そうに通りを歩いているおじさんに身振りで道を尋ねると、目的地は結構遠いようで(実際4㎞以上あった)、「10ユーロて車で連れってやる」と言う。さすが商売上手だと思ったが荷物が多くタクシーも無さそうなので頼んで乗せ行ってもらうことにした。
古いフィアットのイタリア車て出発。途中から道は舗装されてなくなった。砂煙を上げ凸凹道をガタガタ言いながら、おじさんはそれでもひたすら飛ばしていった。イタリア人は飛ばす。

そしてようやく到着。丘に囲まれた場所。自転車を借りて近くを回った所、描くところには困らなそうな程良い景色に溢れていた。農場なので牛や馬、山羊、鶏などが沢山いる。

2010年5月24日月曜日

出国


あいにくの雨の中程度のバッグ2つを持って朝早く妻に見送ってもらい家を出た。
しかしフライトは夜の10時。とある間違いで早く着きすぎてしまい長いこと空港ロビー内で待機していた。少しずつ読もうと持って来た本も殆ど読んでしまったので、空港にある本屋で買い足した。
間違えていた事を妻に伝えた所怒られた。

個展直後に慌ただしく準備をしていたため確認がおろそかになってしまっていた。次からはあまり詰めたスケジュールにしないようにしようと思う。

あと少しでやっと搭乗となる。今回も紀行文を出来たら掲載しようと思う。

2010年5月23日日曜日

会期終了

二週間の会期を終えた。
今回は普段展示しない人物も出したのでこれまでとはまた少し違う会場の雰囲気になった。



早くも明日より出発となるので準備も慌しい。現地で買えるものとこちらから持っていくもの、あまり持っていくものがありすぎても重すぎる。しかし、画材は出来るだけこちらから持っていきたいのでどうしても重たくなってしまう。
ヨーロッパ方面アイルランドの火山などでフライトが気になるところだが、ヨーロッパ方面に出かけて帰ってきた知り合いなどに聞くと大丈夫だったようだ。イギリスに居る兄は空港閉鎖で仕事が出来ないとは言っていた。
自然の出来事には文句はつけられないので落ち着いて状況を見ておこうと思う。

2010年5月21日金曜日

十一日目

 
二週間の長丁場も早くも残すところ今日を含め二日。
同時に出発まであと四日となった。
昨日は雨であったが、やはり見に来てくれる人がおり、ゆっくりと話をしたり聞いたりしていた。
その中で、イタリア風景画の本の情報を教えてもらい、アマゾンで早速購入した。外光で描く風景画の始まりについてなど図版も多くあると言う。

会期中は元イタリア大使夫妻や小説家、建築家など本当に色々な分野の人が訪れてくれた。





二週間もあればツバメも大きくなる(近所)。  ライトの上に巣を作っては暑いだろうと思う。

2010年5月19日水曜日

その他の話

 
今回は個展以外の記事。

以前日記で書いた、妻にもらい(ほしいとは言っていない)半強制的に育てることになったバラの苗木、今年はたくさんのつぼみをつけそこそこいっぱしな花も咲くようになってきた。園芸に知識があるわけではないので、アブラムシが付いたり葉が弱ってきたりするたびに調べて対処していた。隣には「雑草プランター」があり、こちらはわざと何も植えず雑草をはやしている。何が生えてくるかはお楽しみ、というものをおいていたがバラと比べ放っておいてもたくましく生えてくる。

2010年5月18日火曜日

銀座の地形(七日目)

自分は街中では方向音痴であると思う。銀座の地形は碁盤の目になっているから分かりやすそうだが、全体の建物が似通っていて通りの名前や目印になる建物を知っておかないと迷う。最近少しまじめに地図をずっと見て大体の位置関係を頭にいれた。見に来てくれた人達と一緒に食事する際、店の案内をしようとして二度迷ってしまい、かっこ悪い思いをしたからである。



銀座猫。裏路地案内なら得意そうな顔つきをしている。

今日も銀座独特の様々な人が見に来た。画廊をめぐっている常連さんと言う人には、近くでやっている物産展で買ったと言う「たこ焼きキャラメル」という物をもらい、なんともいえない味を経験した。

2010年5月17日月曜日

後半

昨日月曜は平日にもかかわらず沢山の人が見に来てくれ賑わった。
この時期は寒すぎず、暑くもまだ無いので外出し易い。
展示時間終わりに会場の絵の配置を模様替えした。家具の配置替えと一緒で、短い期間の内ながらまた新鮮な気持ちになった。初めて見る人の印象も順番が変わると多少異なるかもしれない。


ここ最近あまり動くことが無く身体がこってしまったので妻に足裏をマッサージ道具で押してもらったところ、酷く効くところがあり悲鳴に近い声をあげてしまった。

2010年5月14日金曜日

中日

今日も地下鉄銀座駅B7番出口を出て、ビルの間、縦長に切り取られた都会の青空を見ながら会場に向かう。

帰りは肌寒いが昼間は天気がいいようだ。ようだというのは、昼食時以外外に出ることはなく、ギャラリーの窓からしか外を見てないので、通り向かいのビルの壁に当たる光の色から青空か曇りか判断しているため。


五日目で丁度半分が過ぎた。気持ち的には日曜の休廊日を前後に半分ずつという感じである。
銀座の会場は、絵を描いているという人が多く、掲載記事を見て来たという方が結構いる。

2010年5月13日木曜日

四合目(四日目)

「個展は三日までが疲れる」と中学時の絵の先生が教えてくれたが、四日目でもそれ程改善せず。
特に会場内で人と話さずに居るときは、今まで描いた絵に囲まれ、ただそこに居るだけで頭を使う。それぞれの絵を見ると色々と思うところがあり、絵から「もっとこう描け」などと色々と語りかけられてくる感じがする。

今日の昼は少し贅沢をして寿司を食べた。と言ってもランチで手ごろな値段であったからだが。帝国ホテル近くの寿司屋だったので外国の人が多く、色々な言語が飛び交っている中、一人つまんでいた。隣の英語圏の人達は銀座マップ片手に行きたい場所を話し合っていた。「最近外国の人増えましたよ」と板前さん。

2010年5月12日水曜日

晴れ(三日目)

三日目でようやく天気が良くなった。
今日も多くの人が見に来てくれ、それぞれ色々な話をした。
「世界堂」で買った画材を沢山もって観に来てくれた親子(多分)の方は一枚一枚あれこれと話しながら描き方を観察していた。お話をすると本人も趣味で描いているらしく、色々描き方についての質問を受けた。
自分では普通にやっている方法も他の人には珍しいということもある。
これは自分も特にそうで、「どうやって描いているのかな」と思ったことを知ることが出来るのは、絵に対してとても興味がわいてくるものだと思う。

今日は銀座散策をあまり出来なかった。ただ、華やかな表通りに対して裏の細い路地が結構面白そうだと言うことを発見した。以前「ブラタモリ」というNHKの番組で銀座が紹介されてたのでそれを思い出した。

2010年5月11日火曜日

二日目

 
雨は降っていたのにもかかわらず知り合いや、一般の人も観に来てくれた。
自分の元仕事場の同僚でもある嫁の友達が赤ちゃんを連れて観に来てくれた。その子はイチゴが好きらしく、静物画の絵の中のイチゴを見て欲しがっていた。

会場には窓があるのでデパートの時より時間の変化が分かるが、あっという間に過ぎていく気がする。

銀座は昼食時や終わった後に少し歩き回ってみている。新しい店や、古くからある個人の店も中にはあった。ガラスケースに革靴二足だけで他全く品揃えのない、老人がやっている靴屋が一等地にあったのは不思議な風景だった。

2010年5月10日月曜日

銀座個展初日

個展初日。
直前までかかった作品を持って会場に向かった。

今回初めて銀座での個展となり、デパートの展示とは来る人の感じが少し異なっていて勝手がまだいまいち掴めていない。作品を仕上げることばかりで案内のほうまで気が回っていなかったので初日の告知をしっかりしていおらず色々会場側の人にも迷惑をかけてしまった。


会場は窓があり綺麗な所。多めの作品も収まった。
これから10日間は出来るだけ更新できるようにしたい。

2010年5月8日土曜日

個展前の近況

先日Art Renewal Center International Competitionの風景画部門(Landscape)で作品がFinalistに選ばれたとの通知があった。ページ

本日午前中銀座のギャラリーへ額を入れると畳一枚半位になる100号の絵など、大きな作品を運びに行った。空気が澄んでおり、都心からも富士山を見ることができた。
絵のほうはまだ最後の一点がありギリギリまでやることになる。個展期間が終わった後にイタリアへ行く準備もまだそれほど出来ていないので期間中にやろうと思う。色々後回しにすると最後につけが来て慌しくなるのは分かっているのだけれど、結果こうなってしまっている。

初日はパーティーと言うたいそうなものでもないが簡単な飲み物などを出してもらえる事になった。

この先、6月中旬に広島そごうで3人展の一人として参加(出席は出来ない)。戻った後は7月から東京大丸での個展となる予定。

2010年5月1日土曜日

五月

暴風、雪、夏日と忙しい四月も終わり、五月になってやっと本来の季節を思い出した様子。

今朝早く、ベランダでカタカタと物音がした。気にせず寝ていると再びカタカタと言う音。
「くわっ、くわっ」と変な鳴き声。
カーテンを開けると大きなカラスが物干し竿に止まってハンガーをくわえていた。目が合ってお互い驚いた。
どうも最近ハンガーが足りないと思っていた。最近の強風で飛んでしまったのかと思っていたがカラスの仕業だったようだ。巣作りの季節。今頃そこらの家のハンガーを頂戴して造形アート作品の様なものをこしらえているのだろうか。
最近個展前で夜更かししているので、朝早く起こされ最初はむっとしたが、面白い習性を間近でみられた。もちろん今は盗難対策済み。


最近は野川沿を菜の花を入れた構図で描いている。時々風が強くなるが、天気の日が多いので黄色が新緑によく映えている。

暖かいので猫も昼寝していた。


翌日、今度は反対岸を歩いたら、また寝ていた。