2009年6月24日水曜日

曇りが多い




妻の方は仕事があるためローマから日本に戻り自分はこれよりイタリアで3週間風景画の集中制作。行き先はオルビエト~フィレンツェで、ある風景画家のワークショップに3日参加し、最後にシエナへ行く。
しかしオルビエトは到着早々曇りや雨ばかり。少しの晴れ間を狙って描いている状態で中々進まずもどかしい。今年は雨が多いと宿の人が言っていた。

出 発前に空港で買った村上春樹の遠い太鼓と言う本を読みながら晴れるのを待っている。本は筆者がギリシアとイタリアに住んでいた時のエッセイ。丁度今回の行 き先と一緒だった。妻が見つけ買った物。最近流行っている新刊があるが読まない。流行っているときに一緒になって飛び付くのが好きでなく、ほとぼりが冷め た頃に手にしたりして、やっぱりいいなこれと思ったりする。
つまり時代遅れと言うのかも知れない。