2008年7月25日金曜日

学校で毎週一回行われている美術館見学の日。フィレンツェ市内にある計四つの美術館を美術に詳しい先生が案内してくれる。
最後の週はピッティ美術館であった。メディチ家の分館、といっても相当大きい宮廷。裏にあるボボリガーデン(これも広大)もチケットを買えば入れる。
説 明を受けた展示は大体17世紀以降から20世紀までのイタリア絵画。自分が好きなのはそこにある1850~1870年頃写実主義から印象派の間にある期 間、゛Macchiaioli゛と言われている画家たちの風景画である。対象の形は印象派のように崩してはなく、しかし外光をきれいに描いている。
案 内の途中、風が吹いている景色を描いた画があり、Joan(案内の人)が「イタリアは、すべての方角の風に名前がついている。 南西からの風は゛リベッ チョ゛、これはあまりいいことが起きない風といわれている。 ゛シェロッコ゛南のサハラ砂漠から吹く風」等‥。そこで、ピンと思いついた。以前働いていた 美術館の名前の事。゛ギブリ゛というのを知っているかを聞いてみた。
答えは「知らない。」であった。ちなみにイタリア語で意味は「サハラ砂漠に吹く熱風」と言うことだが、専門用語なのか、兎に角、他風景画、人物等沢山の作品を見る事ができた。


どこかで見たことのあるようなエンブレム