2017年2月6日月曜日

札幌個展~小樽の古道具屋

札幌大丸百貨店2月1日~7日 8階美術画廊 

個展のため札幌へ3日ほど滞在した。
札幌での個展は2009年から4回目となる。

新千歳空港到着時はマイナス12℃との機内アナウンスに驚いたが翌日からは寒さも和らいだ(と言っても依然零下)。
せっかく来たのだからと空き時間に小樽へ足を伸ばし海を見に行った。空気は冷たくどんよりとした鉛色の空で、雪国仕様でない革靴は足先からどんどん冷えていった。




 駅前や目抜き通りに溢れていた外国人観光客も来ない様な埠頭横の雪に埋もれた公園まで歩き、海を一通り見た後帰りは行きとは異なる道を歩いた。途中古い建物のある通りで、「古道具屋」を目にし興味のままに入った。


は大正時代に作られた建物の内装をそのままで、中に入ると古道具屋特有の古い匂いに包まれていた。古道具とも見方によってはごみとも言えないものがうず高く所狭しと積まれ、それらの谷間の窪みに二三箇所、石油ストーブが焚かれていた。
上手く進むのも難しいが、以前イギリスのチッピング・カムデンの古道具屋を訪れた記事にもあったように、元来そういった所が好きな自分は家漁りをしている様に珍しいものを探した。

静物画を主に描いてはいないものの、モチーフとして良さそうなものなどを選んで店主に値段を交渉する。これも面白かったりする。
小さいキャリーケースにぎりぎり詰め込んでいいものをいい値段で買ったという満足感と共に意気揚々と札幌から東京へ遥々持ち帰ってきたが、お土産でもないかさばる骨董品を見た妻は引越し前だと言うのにまた荷物を増えてしまったことに不機嫌そうであった。(土産は一応別で購入済みではある)


何を買ったかは、 いずれ描く静物画を見て想像してもらいたいと思う。


2017年1月8日日曜日

近作など


2017年、明けましておめでとうございます。


今年は個展に加え、自宅・アトリエの引越しの予定。

絵を主として活動を始めてからこれまで、屋外以外での制作は自宅の一室で行っていた。
しかし、年数を重ねるごとに道具が増え、更に子ども達も大きくなってきた為、徐々こにれ以上このスペースで制作することが難しいと感じて来ていた。
自分としては少し遅すぎたのかもしれないが、ようやく広い制作場所を持てる事になった。絵画関連の道具で家族に気を付けてもらうこともなく、家は家ではっきり切り替えて生活することが出来る。その点は作家によって様々だと思うが。

現在設計士の方に依頼した家の図面がほぼ決まり、基礎工事もほぼ終え、5月末の完成へと言う段階。(長野県は冬期は工事中断となる。)

家づくりは興味深く、踏み込めば踏み込むほど限りがない。「すべて任せる」と言えてしまえば楽なのだが、自分たちのこれまでの生活の反動?であれこれと理想や注文が湧いてきてしまう。
三谷幸喜の「みんなのいえ」を観て前とは異なった視点で楽しんでいる自分に気がついた。



下は昨年イタリアで描いた作品数点。今年は北方面に行きたい。





2016年11月25日金曜日

名古屋三越個展

土曜日曜のみだが名古屋へ個展の会場に居る為に出かける。
絵を描いていなければ縁のある場所ではなかったが、今回グループ展出席などを含めこれで4度目となる。詳しいのは栄付近だけだが街はいつ行ってもエネルギーが溢れているように感じる。

今回もどんな発見があるか楽しみである。



2016年11月24日木曜日

雪と紅葉

紅葉の最中に雪と言う珍しい景色が東京で見られた。前日からどんな雰囲気になるのか楽しみにしていたが、実際見てみると、雪の白さというのは明るく純粋で、対比すると紅葉が弱く濁った色に感じられてしまった。多くの場所を見たわけではなかったのでもしかしたらもっと良く見られる所もあったかもしれない。

2016年10月8日土曜日

のんびりしていた

ブログというものはあれこれ忙しく活動している時は更新が多く、そうでないと更新は少ないと感じる。
かと言ってこれまで忙しく無かったと思える訳ではなく、あれこれ未解決のことが多過ぎ逆に動きにくくなってしまったという所だと思う。


そして、そんな姿を子どもはよく見ているものである。
先日の事。朝保育園に子どもたちを連れて行ったとき、入り口で黙っていた長男がおもむろに先生に「おとうさんお家でのんびりしているんだよ」と言い放った。

自分はドキッとし『何をいきなり!?』と思ったが息子にはそう見えていたのだろう。
その場では冷静を取繕い「のんびりしたいよ」と言ったものの、果たして実際の所どうなのだろうか。

いつも朝から兄弟喧嘩ばかりで大騒ぎの子どもたちを保育園に送る時のほっとした表情がばれてしまったのだろうか。


 「のんびりか・」 と戻りの自転車をこぎながら独り暫く考えていた。






今後の予定など

住居を移すためその準備をしている。移転先は信州安曇野。

なぜ安曇野かと言うことに関して、まず自分は今後アトリエを持つのであれば、実際にそこを描くにせよ描かないにせよ景色の良い場所に住みたいと考えていた。それはもう少し先の事としていたが、順番が前後してこの度実行することとなった。

長野県はかねてより、近郊の県を含め良景が多いと感じていた。そして旅行や制作などで足を運んでは住むのであればどの場所が良いかと少しずつ探していた。

自分は水のきれいな所が好きであると思っている。高尾山の麓や野川沿いなどこれまでもそのような場所に住んでいた。風景画を描く環境としてはとても良い。勿論風景画以外の作品を制作するアトリエスペースも確保出来る。


家族には東京にいるとき程便利な生活ではなくなってしまうと言う負担を強いてしまう事になる。
課題は山積しているが一つ一つやっていこうと思っている。

 制作風景。安曇野、犀川沿いの景色

2016年5月29日日曜日

近況

トスカーナ地方を廻っている。
ここで風景画に初めて触れ、マッキアイオーリという過去の画家達に触発もされた自分の原点とも言える場所。今回はこれまで訪れた場所に再び赴いて描いてみることもしてみた。
それで感じた事は、数年前と比べある部分で成長したかもしれないが、ある部分は消えていっているという事。いい事か悪い事か分からないがこうして自分の絵画というのが出来て行くのではないかなと思った。

まだ5月ではあっても日差しを浴びるとたちまち体の水分が抜けていく。